2016年10月2日日曜日

トロント舞台の恋愛映画~撮影地をたどって③~

さぁ、今回がこのトロント舞台の映画「The F Word」のシーン現場をめぐるツアー最終回です。

実際、映画に出てきた全部の箇所には行けませんでしたが、最後に行った場所が今回お見せするところです。

まず最初はこちら。。

ダウンタウン、Queens St.をストリートカーでずーっと東へ、Woodbine Avenueをちょっとすぎたあとで降りると、Kew Beachというビーチがあります。


普通のビーチのように砂浜があり、とても広々として気持ちいいです。
ビーチバレーをしている人たちがいます。


そして、映画に出てきたシーンがこちら。。


すっかり夏気分を味わっています。
外国人は夏になるとこのようにビーチでゆっくりするのが好きです。

そしてここにある場所でもう一つ映画に出てきた場所があります。
それがこちらのシーン。


こちらは芝生上のボーリング、Lawn Bowlingといいます。
日本だとゲートボールのようなものですかね。
ん、外国にゲートボールってあるのかな・・・?

実際に見た景色がこんな感じです。


あの・・ベンチに、ダニエル・ラドクリフが座っていたのです!!
そう考えるだけで興奮しますね・・。

こちらは会員制なので、メンバークラブに入っている人しか入れません。

トロントには海はありませんが、海のように大きいオンタリオ湖がありますので、
砂浜のあるビーチがダウンタウンから近い場所に多くあります。

そしてこのようなLawn Bowling(芝生ボーリング?)というのも日本ではなかなか見られないので面白いです。

私の「The F Word」ツアーはここで幕を閉じます。

私は結構ミーハーなところがあるのでこういうことするのが好きで、特に今回はハリポタでファンになったダニエル・ラドクリフがトロントに来たというこもあり、
本当にうれしかったです。実物は見れませんでしたが、
このように撮影された現場を見ることが出来て楽しかったです。

トロントが舞台となる映画は本当にめずらしいです!!
皆さんもぜひチャンスがあればこの映画を見てみてください!
これを見ると、あ、トロントでちょっと素敵な町だな・・と思います。
隠れたトロントの素敵な部分が垣間見れます。

2016年9月17日土曜日

トロント舞台の恋愛映画~撮影地をたどって②~

さて、、映画「The F Word」(もしくは「What If」)に出てくるシーンをたどるツアー2弾目。

次はとっても雰囲気の良いカフェを紹介します。

TTC 地下鉄に乗って東へ・・・Broadview Stationで降り、Broadview Avenueを南へ下ると、丘のある公園が見えて来て、その公園の向かい側にこんな可愛らしいカフェがあります。


カフェのは名前は Rooster Coffee House. 
ダウンタウンの中心部にも別店舗があるそうです。
映画の中で、主人公を演じるダニエル・ラドクリフとそのヒロイン(名前忘れました)がこのカフェに立ち寄り、コーヒーを買う場面があります。

その画像は見つかりませんが、、
コーヒーを片手に持って、向かい側にある公園沿いを歩いているシーンがこちらです。



背景にCNタワーが見えて、トロント感100%の画ですね!!
こんなところにあとダニエルが来てたとは・・・本当にびっくりです。

実際にこちらのカフェに行きましたが、店内はとても可愛らしくて雰囲気が良く、お客さんは近所に住んでる常連さんって感じの人達ばかりでした。


おいしそうなクッキーやスコーンもあり、誘惑が・・・


買ってしまったキャロットケーキ。
めちゃくちゃ美味しかったです・・。そしてコーヒーも本当に美味しかった。


そして向い側にあるRiverside Park(リバーサイドパーク)という公園。
名前の通り、川沿いにあり、川の先にダウンタウンがあります。ストリートカーに乗ると、その川の上の橋を通ります。

天気が良い日にはもってこいの場所ですね。
とても広々として気持ちよく、また景色も抜群です。
映画のようにコーヒーを持ちながらこの公園沿いを歩いたり、草の上に座ってのんびり過ごすのもいいですね。

日本にもこんな広いところがもっとたくさんあればなぁ~・・・。
とも思ったり。

ではこの映画シーンめぐりの旅は次がラストです。
また!!

2016年9月11日日曜日

トロント舞台の恋愛映画~撮影地をたどって①~

2014年に公開された「The F Word」という恋愛映画、みなさんご存知ですか?
" F "という言葉を聞くと思わず「え、あのF?」(スラングの…)と連想してしまうので題名はのちに「What If」と改名されたそうですが。。

この映画の主人公の男性はあのハリーポッターのダニエル・ラドクリフです。
しかも撮影された場所はトロント。それに映画の中でも舞台設定はそのまんまトロントなのです。

トロントは実は映画の撮影場所として有名で(西のバンクーバーも)、ときどきダウンタウンでハリウッド映画の撮影をしていることがあるそうです。NYナンバープレートが付いた車があったり、偽物ジャパニーズタウンが作られてたりなど・・・(笑)

しかしこの映画ではストーリー上の設定がトロントであり、とても珍しく驚きました。

私はラブコメディ系の映画が好きで、しかもダニエル・ラドクリフも好き、ということもあり、映画を見に行きました。



ストーリーの詳しい内容はここでは書きませんが、おおざっぱに言えば若い男性と女性が知り合い、男性はその女性に一目ぼれ?をするのですが女性にはすでに彼氏(確か婚約者だったかな?)がいたため、まずは友達という関係から始まるのです。Fは友達(Friend)という意味なのです。友達~恋愛の間を保つような、微妙な関係が描かれ、なんかいじらしい感じでしたが結果的には楽しく見られました。

この映画を見終わって、映画に出てくるシーンの場所に行きたくなり、さっそく行ってみました!!

ますは上のポスターでも描かれている Diner(レストラン)です。
お店はダウンタウンにあり、主にブレクファスト、ブランチを提供している小さくて可愛らしいお店です。


実際にお店に入り、ブランチを注文しました。。。


たしかこれは British style breakfastで、目玉焼き2つにソーダブレッドというパン、ソーセージ、ポテト、煮込み豆、そしてグリルしたトマト。けっこうヘビーですね(笑)
でも美味しかったです。


中の雰囲気はこんな感じで・・・いかにも外国映画に出てきそうな感じですよね。


レジの横には映画のポスターが貼られてありました。

さぁ、映画感をまず一つ味わってご飯も美味しく満足し、このあとも映画の舞台をたどるツアーは続きます。。。

続きは次回の投稿にて!!



2016年7月9日土曜日

Pride Parade ~トロントのゲイパレード~

トロントには実に様々な国から来た人たちがミックスして住んでいます。
アジア、中東、南米、ヨーロッパ各国の文化が共存し、トロントにいるだけで様々な人種・文化と交流ができることは一つの大きな魅力です。
そのような環境からか、カナダ人は非常に寛容的で、固定概念というものはあまりないように感じます。いろいろな価値観、文化を理解し、受け入れてくれる社会です。
それは国の違いだけではなく、性的な観点でも言えます。

毎年、6月末~7月初めにダウンタウンで大きなイベントが行われます。
その名も "Pride Parade" (プライド・パレード)
これは " ゲイ" がテーマのイベントです。

ゲイという価値観・文化を誇り(プライド)に思う?という意味が含まれているのでしょうか。。非常に派手で大きなイベントです。
そのシンボルカラーは虹色。この時期になると街中あちらこちらで虹色のカラーを見ます。また、トロントにはある一角にゲイタウンと呼ばれているエリアも存在します。。

ダウンタウンにあるChurch St. & Wellesley St. エリアはゲイタウンとして有名です。


今年のプライドパレードは7月3日に行われました。
そして今回はなんと、あのジャスティン・トゥルードー首相がパレードに参列し、例年以上に大きな賑わいを見せました。
カナダ首相がこれに参加したのは今回が初めてです。歴史的な出来事となり、話題を呼びました。





私は過去に1回だけ見に行ったことがありますが、とにかくすごい賑わいです。。
人の量はハンパないし、かなりテンションが高くて変な?人たちが多いです。
ゲイやレズビアンなど・・・性的なマイノリティの壁を越え、みんなとにかくハッピーといった感じです。

カナダでは同性結婚が認められて10年が経ちます。
同性結婚が合法化されている国はまだまだ少ない中、カナダはそういったことに対して非常にオープンな環境です。
これもカナダの大きな魅力でしょうか。

こういった同性をテーマとしたイベントは世界中にはほとんどなく、おそらくこのプライドパレードが最大といえるものでしょう。



今、世界中でマイノリティに対する差別問題が起きていますが、
少しでもこのように、みんながハッピーになれる世界ができていくといいですね。



2016年6月9日木曜日

アメリカ西海岸の港町~アナコータス③~

さて、アナコータス観光の最後の日も地元の壮大な自然を楽しんできました。

ここは小さい島ですが見どころは色々あります。
その中でも一つ有名な場所が、Deception Pass (ディセプションパス海峡)です。

二つの島をつなぐ橋があるのですが、ここからの景色は絶景です。
また海には渦潮が起きており、それも魅力の一つです。

行った日は曇りでしたが、なかなかの景色でした!


上の写真は橋の上からの景色です。
下の写真は橋から少し下に下ったところにある展望台からです。



橋から下のビーチまで行くことができ、釣りをしている人達がいました。
ニシン?のような魚が釣れるそうです。



あいにくの曇り空でしたが、橋からの景色は迫力があり、またビーチにも行けたので結構楽しむことができました。また渦潮は初めて見たので楽しかったです。

午後はまた別のスポットに行きました。
Mt. Erie(エリー山)という場所で、ロッククライミングで有名な所だそうです。
私たちは車で頂上まで行きましたが、歩きだとけっこう距離はあると思います。

そして頂上に着き、展望台から見下ろす景色はまた絶景です。




湖と、小さな島々が見えます。
とても綺麗で、しばらくその眺めから目を離せられませんでした。
ちょうどそのとき、大学生と思われる団体がロッククライミングをしていました。
上の写真にはその一人が左下に写っています。。。

山からの絶景を楽しんだあとは、アナコータスの小さなダウンタウンに向かいました。

小さな港町のダウンタウンはとても可愛らしかったです。
古い街並みで、雰囲気のあるカフェやパン屋、雑貨屋、レストランなどがありました。


下の写真のように、このようなペイントがされている壁がいくつかありました。
ここに描かれている人たちは昔、この町づくりに貢献された人たちだそうです。


また、この町は昔、鮭の漁業で栄えていました。
このように鮭の缶詰のようなゴミ箱があちらこちらに置かれています。




現在も漁業が主要な町ですが、鮭の捕獲量はだいぶ減ったようです。
とても小さな町ですが、のんびりとリラックスした時間が楽しめる良い町です。
お店の店員さんもとても親切でした。

アナコータス最後の観光日は地元の大自然と可愛らしいダウンタウンを満喫した日となりました(^^)


2016年5月26日木曜日

アメリカ西海岸の港町~アナコータス②~

アナコータス3日目。

着いてから毎日天気は良好で、朝はさわやかな風がとても気持ちいいです。
この日は特に大きなイベントはなく、のんびりとした日でした。

叔父の趣味が車・バイクということで、午前中はアナコータスから車で1時間ほどの距離にある街、Bellingham(ベリンハム)に行き、そこで行われた車好きの人たちが集まる小さなイベント?サークルのような集まりに行ってみました。





小さな車の整備工場みたいな場所で行われており、様々なクラシックカーが展示されていました。これらはみな、個人が所有しているものであり、このようなイベントのときに自分の自慢の車を見せている・・・といった感じでしょうか?









それぞれこだわりの高い車が並んであり、皆、車について語り合い、とても楽しそうでした。

男の趣味ですね。
私は特に車に興味はないので、へぇ~という感じでただ見ているだけでした。



イベントの名前が "Cars and Coffee" ということもあり、コーヒーとドーナッツがありました。片手にコーヒー、ドーナッツを持ちながら好きな車について語り合うといったサークルですね。

日本にもこのようなものがあるでしょうか?

ちなみにドーナツは普通サイズと小サイズがあったので小を選びました。地元で有名なお店のものらしくとても美味しかったです!甘かったですが。。。


さてさて、その続きに
叔父のご両親宅に向かいました。

湖のほとりにあるとてもきれいな場所で、まるで絵本に出てくるかのような光景でした。

家の裏に湖があり、そこからボートに乗ったり釣りをすることができます。





アメリカらしくホットドック!
自分でソーセージを炙り、美味しさ倍増です。



そしてマシュマロも!!キャンプらしいですね。


午後はおうちでゆっくりと・・・。

暇だったので自分1人で近所を散歩しました。
すぐ近くにビーチがあり、とても気持ちのいい場所でした。




住宅地の中を歩いている途中、なんと鹿さんに遭遇!
この辺りには鹿が多く、よく庭の花を食べてしまうようで住民が困っているそうです。
私をじーっと見ながら歩いていきました。




ちょっと丘の上まで行くと、そこから見える景色がまた絶景で、何度も写真を撮りたくなってしまいます。家からこのような景色が見られるなんて、なんとも羨ましい限りです。
ただ空気が非常に乾燥しており、晴れていると日差しがとても強く感じられるので、日焼け防止が必須です!特に女性は気を付ける必要がありますね。




海外にいて気づくことの一つが、日本人女性は美白を非常に意識しますが、
アメリカ、カナダの人たちは日焼けをあまり気にしません。
むしろ肌をどんどん出して小麦色に焼けたい!といった感じです。
しかしそうすると肌の高齢化が早く進み、のちに恐ろしい結果となりうるので、私は絶対に日焼けを防止したいところです。

とまぁ、こんな感じでのんびりとした時間を過ごした1日となりました。

とにかくこの地域の自然に癒されます。


2016年5月20日金曜日

アメリカ西海岸の港町 ~アナコータス①~

ご無沙汰しております。。
しばらくブログを放っていました、すみません。

実はこの前、アメリカ西海岸、ワシントン州にあるアナコータス(Anacortes)という町に行ってきました。そこに親戚がいるので4日間ほど滞在しました。

おそらくアナコータスという町はほとんどの方が聞いたことがないと思われますが、ここはカナダのバンクーバーとアメリカのシアトルのちょうど中間地にある小さな港町です。
なので私はまずトロントからバンクーバーまで飛び、親戚の叔母が車で迎えに来てくれました。
バンクーバーからアナコータスまでは車で1時間半~2時間ほどです。
シアトルからも同じぐらいの距離です。

この町の特徴はなんといっても海、緑の大自然。
どこから見ても景色は抜群です!
家は丘の上にあり、ベランダから眺める景色は絶好でした。
ここはクジラやイルカが生息する地域であるため、ウェールウォッチング(くじら視察ツアー)が有名な観光地ですが、家のベランダからでもたまにクジラやイルカが見えるそうです・・!!

ベランダからの眺め

着いた翌日、家から車で10分ほどの距離にあるワシントン公園に行きました。
きれいな緑の中を歩くのはとても気持ち良かったです。

途中、なんと野生の鹿さんに遭遇しました!
奈良公園にいるようなタイプの鹿でした。




どれぐらい歩いたかちょっと覚えていませんが、展望台にたどり着くと目の前には言葉を見失うほどの絶景が広がっていました。



本当にきれいで、空気もおいしく、体と心が気持ちよくなるような場所です。

午前中に歩いたので、お昼はこの町でおすすめというシーフードのお店に。
小さなダウンタウンの中にありました。
行ったお店がこちら・・・



お店の名前は "Bob's Chowder Bar" (ボブズ・チャウダー・バー)
クラムチャウダーが有名だそうで、私はそれにしました。
しかし普通のチャウダースープではなく、スープがパンのボウルに入っているものです!
この日は金曜日スペシャルということで、通常は7~8ドルぐらいですがこの日はたったの5ドルでした!


パンはSourdough(サワードウ)でクリーミーなスープと合い、とても美味しかったです。
しかしとても一人分とは思えない大きさで、スープは完食しましたがパンは食べきれませんでした。。

こんな感じで、アナコータスの大自然と美味しい食べ物を満喫した日となりました☆

また続きは次回の投稿にて。。。